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2020.4.6 疾患別メニュー

~腰痛と自律神経の関係~

~腰痛と自律神経の関係~

こんにちは。まこと鍼灸治療院 院長 鈴木です。
桜や春らしい花も咲いてきて、良い季節になってきましたね。
けれど、コロナウィルス感染症が心配な毎日です。早く収束して、外を元気いっぱい歩けたらと思います。

今回は、腰痛と自律神経の関係についてお伝えしたいと思います。

自律神経とは何かというと、内臓や血管、分泌腺などさまざまな部分の働きを調整してくれている神経です。自分の意思で動かしているわけではありませんが、とても大切な機能です。
呼吸することも食べたものを消化することも、体温調節ができるのも自律神経があるからできています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの神経のバランスが良いと過ごしやすくなります。日中活発に動いている時や緊張している時の神経が交感神経、寝ている時やお風呂などでリラックスしている時の神経が副交感神経です。
このバランスが崩れてひどくなると、自律神経失調症へと進展してしまいます。

なかなか治らない腰痛も自律神経のバランスが崩れている合図かもしれません。
なぜなら、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経が優位に立っていると、緊張状態が続くので、身体の末梢(先端の方まで)血液がうまく流れないことになります。流れていかないということは、筋肉の中に必要な血液が届かないということなので、新鮮な酸素や栄養も手に入らないので筋肉は固く縮んだ状態が続くことになります。
腰回り、骨盤周りは、自分では触れづらく筋肉も強いので、一度バランスを崩すと自力でほぐして良い状態に戻してあげることが難しいときがあります。腰痛でも、人によって、原因となる箇所は違います。
当院の鍼灸治療は「長野式鍼灸治療」にこだわっています。患者様との会話や脈診、触診等することで原因を探し、改善していきます。
なんか眠れない、肩がこる、腰が痛いな、何でも良いのです。自分の身体の異変を感じたら、早い段階でご相談ください。
交感神経と副交感神経のバランスを整えてあげて、元気いっぱいな毎日にしていきましょう。