こんにちは。まこと鍼灸治療院　院長　鈴木です。
今回は『便秘症』についてお伝えしようと思います。

“便が数日出てくれない”“便は出ているけれど、何かお腹がすっきりしない”などの経験はありませんか？
消化、吸収、排泄の過程の中で、最後に来るのが排泄です。
便秘症も根本は自律神経の交感神経の過緊張が原因とされています。
便を体外に送り出すための動きは、胃に食べ物飲み物が入ると始まり、便が直腸に達すると大脳に指令が送られ、便意をもよおし排泄という流れです。
過度なストレスにさらされると、自律神経がうまく働かなくなるため、正常な腸の運動が起こらなくなります。すると、腸が便を押し出す力がなく、肛門で弛緩すること（ゆるめてあげること）もできないため、不要なものを体内にとどめている状態が続きます。

代謝はわかりやすく言うと「入れて出す」です。
身体に必要な栄養を取りこんであげて、不要なものは出してあげます。
この不要なものを出すことがうまくいかないと身体の至るところに不調を招いてしまう可能性があります。

肩こり、腰痛、頭痛などの症状もその１つです。
いかに、心身ともにリラックスしている状態を作り出せるかがポイントですね。
バランスの取れた食事と、軽い運動や音楽を聞いたりすることでもリラックスできますが、鍼灸の力で自律神経を整えてあげると、さらにリラックスできると思います。
最近、お腹がすっきりしないなと感じることがあれば、お気軽にご来院ください♪