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2020.5.11 疾患別メニュー

~神経痛~

~神経痛~
こんにちは。まこと鍼灸治療院 院長 鈴木です。
今回は、神経痛についてお伝えします。
神経痛は、自律神経のバランスやその人の性分、生きてきた歴史、家庭環境、職場環境、血糖値、子宮環境など、症状の原因はあらゆるところから考えることができます。
では、神経痛はどのような仕組みで起こるかというと…
体には末梢神経という網目のように張り巡らされている神経があります。
末梢神経は中枢神経に情報を送ったり、中枢神経から情報を受け取ったりしているので、末梢神経の中の感覚神経が刺激を受け、痛みを感じ、中枢神経に“痛い”“しびれる”などの症状を伝えます。これが神経痛の仕組みです。
神経痛は痛みが起こる場所によって名前がつけられていて、三叉神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛の3つが主になります。
■三叉神経痛とは…
目の周りや目の奥、額、頬など顔面にチクチク、ズキズキとした、刺すような痛みが出る神経痛です。突然痛みが出る場合もありますが、食事中や歯磨きしているときなどに顔面の片側だけに痛みが出たりします。
■肋間神経痛とは…
背中から胸にかけて痛みが出る神経痛です。大きな声で話す、深呼吸をするなど、肋骨を大きく動かす動きをしたときに突然鋭い痛みが走ったりします。
■坐骨神経痛とは…
坐骨神経の通り道(お尻から太もも後面、ふくらはぎにかけて)に痛みが出る神経痛です。体を動かしたときに鋭く電気が走ったような痛みが、体の片側だけに起こります。
他に、帯状疱疹後に痛みが出る帯状疱疹後神経痛、原因不明の特発性神経痛があります。
末梢神経は、自律神経(体温調節や血圧の調整、臓器の働きを調整するもの)、運動神経(全身の筋肉を動かすもの)、感覚神経(知覚神経といわれる体や内臓の触れた感覚を伝えるもの)が全て網の目のようにつながっているので、自律神経の通り道のバランスを整えてあげることで神経痛の症状を改善できることもあります。
当院の長野式鍼灸治療で自然治癒力を回復してあげ、一緒に症状緩和ができればと思います。お気軽にご相談ください。